抗うつ剤を初めて飲んだときのきもち
私は今うつ病の治療中です。
飲んでいる抗うつ剤
薬への知識はあまりないので勉強中です。
現在は、
・スルピリド:毎食1錠
→作用:気持ちを楽にする。副作用は眠くなる、食欲が増す。
・エビリファイ:朝1錠
→作用:感情の高まりを抑える。副作用は口が乾く、眠気など。
→作用:寝入りを良くする。
を飲んでいます。
※作用は医師の説明に基づき、私が感じた効果の一部を記載しています。
最初は抗うつ剤に対して副作用が酷いイメージが強く、
お医者さんに「服用が怖くて飲みたくない」と無理を言いました。
お医者さんは優しく作用を説明してくれますし、
無理に飲めとも言いません。
私は恐る恐る服用を始めましたが、
直ぐに気持ちが楽になったことに安堵しました。
睡眠導入剤を飲まずに寝ると、
決まって悪夢を見て(それも必ず自分が大嫌いなものが出てくる)
寝入りから2時間程度で覚醒してしまいます。
薬は手放したいけど今はそれが出来ず、
正直今の状態が怖いです。
心の病は誰でもかかりうる
自分が不眠や不安症になるなんて、
夢にも思っていませんでした。
前の記事にも「自分は心の病にかからないだろう」
と勝手な自信がありましたが、
この病気の怖いところは
【誰がいつ罹ってもおかしくはない】
ということです。
そこが既に私と世間とのギャップでした。
心のキャパシティは人によって違います。
それは仕事が出来る出来ないではないと知りました。
そりゃ、出来ることが広くて多い方がパッと見て価値のある人間だと評価されるでしょう><;
でも、この病気になったとき頑張っても頑張っても自分だけではどうすることも出来ませんでした。
既に頑張っている体を無理矢理に治そうとまた頑張ろうとすると、どんどん悪化していきます。
「無理」が出来なくなります。
何もしていないから怠けているのではなく、
どうすることも出来ないのです。
この感覚は病気になってみないと想像もつかなかったことなので、
どういうものか初めて知る方は、
そうなんだ、と思って頂けるだけで幸いです。
私はITの仕事をしていますが、
やはりこの業界にはこのような精神疾患の方が多いそうです。
それはなぜかというと、
・多忙
・PCなどのブルーライト
・同じ姿勢による運動不足
などが一般的に自律神経を乱すと考えられると思いますが、
私が一番感じているのは
・論理的思考
これを働かせる度合いが他の職種より高く、
筋が通っていないものは不利益として即排除されるため
常に正解を自分で持っていないといけないものだと感じるのです。
「仕事なんだしどの業界でも筋が通っていることが当たり前じゃ?」と思われる方はこの業界に向いていると思います。
論理は効率を上げ、お金を生み出します。
勿論職場によってその考え方に差がありますので一概には言えませんが、私の居る現場はそれが色濃く出ていましたので、私には苦になってしまったようです。
私は正解を求めて仕事をしているうちに
「こうでなければいけない」
と固定概念を取り付けてしまいました。
なので現実と「自分で勝手に決めたこうでなければいけないライン」とのギャップを感じ、日々悩まされてきました。
それを社会人なら抱えていて当然だと思い込んでいて、自分が疲れていることに気づきませんでした。
そして、ふとした恐怖や不安がトリガーとなり
うつ状態に陥ってしまいました。
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