うつ病になったときのきもち
私は最近、うつ病になりました。
原因は、生き方がわからなくなったからだと思っています。
私はIT関係のOLをしていますが、正直今の仕事を楽しいと思ったことは殆どありません。
出来なかったことが出来た時の喜びは勿論ありましたが、一瞬にすぎませんでした。
でも、仕事なんてそんなものだろう。そう思って2年が過ぎたとき、突然発症しました。
恐らく発症したであろう瞬間を書いてみます。
いつものことで、少し仕事で落ち込んでいました。
いつものことです。いつものことなのに、その日はお風呂に入って髪を洗っていたら途端に涙が止まらなくなりました。
お風呂から上がって妹に「仕事行きたくない」なんていつものように話していましたが、落ち着きがなく、何故かそこはかとない不安に駆られてその日は2時間ほどしか眠れませんでした。
次の日も、ずっと不安でした。
何が不安かわからないけど、とにかく心に霧がかかったように重く苦しいのです。
正に、心が傷ついているなと感じました。
自分の状態に自分がついて行っていませんでした。
私は正直「心の病」には罹らないと根拠のない自信がありました。
今ではその根拠のない自信がこの病気の原因の一つだとも考えています。
何故そう思っていたのかというと、
子供のころから「人前では泣かない」と、つらい時も堪えて生きてきました。耐えなければいけないと思ったのは、私は典型的な長女の性格で心配性の親を心配させないためだと思います。
人に感情を露わにしないということが、「感情のコントロールが出来ている」と思い込んでいました。
つらい時でも、今まで我慢できたのでこれからも耐える力があると自意識過剰になっていました。
うつ病と診断されたのはなんと先月です。
まだ右も左もわからないペーペーなので
長年この病気と戦われている方から見ると
「甘っちょろい!この病気の怖さなんか微塵もわかってない!」
と思われる方がいると思います。
本当にその通りで、うつ病になりました!なんて
堂々と言うべきことではないとどこかで思っています。
でも、この病気になって、
素直に「正しく周知されていない怖さ」に驚きました。
だから勝手ながら、私がうつになってから
感じたものを私の視点でしかありませんがこちらでお伝えして、
少しでもこの病気の社会的理解を
深めることが出来ればと思っています。
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